【Salesforce AI】Agentforceを使用した人材マッチング機能
こんにちは。
Salesforce認定パートナーの株式会社Aoiです。
Agentforceを実際に運用に取り入れてみよう!ということで、
この度弊社では、「Agentforceを使用した人材マッチング機能」を実装しました。
人材紹介会社での運用利用をイメージし、実際に現場で利用可能なレベルで実現しましたので、具体的な運用イメージを実際の画面とともにわかりやすく紹介していきます!
Agentforceについてまだよくわからない、、、という方は以下の記事を先に読むことをおすすめします。
機能紹介
人材マッチングの実装にあたり、大きく分けて以下の2つの機能があります。
それでは、それぞれ紹介していきます!
レコードの要約機能
まずは「レコードの要約機能」について解説していきます。
本来、Salesforceでは1つの情報に対し1つの項目を作成し、そこに値を入れていきます。
しかし、情報(項目)がたくさん散らばっているため、どういったレコードなのかをすぐに理解するのが難しいという課題がありました。
そこで、「レコードの要約機能」の出番です。
レコードの要約機能とは、Agentforceにレコードを読み込ませ1つのロングテキストにざっくりとした要約を値として入力する機能のことです。
今回の実装では「求職者の情報を綺麗にする」という目的があり、具体的には以下のような運用でAgentforceによるレコード要約を使用しています。
- ユーザー(人材事業部のエージェント)が求職者との面談から得た情報をレコードの項目に値入力する
- 任意のタイミングでAIに要約させ、ロングテキストで綺麗にする
- 綺麗になったロングテキストを確認するだけで他のユーザーがどんな求職者なのかが瞬時にわかる
実際の画面を交えて見ていきましょう。
①まずは、基本の情報を入力していきます。


②次に、面談の結果から詳細を入力していきます。

このように自由言語で記載してあっても問題ありません。
③最後に、ユーザー任意のタイミングでAgentforceに要約をしてもらいます
要約を依頼すると、、、

このように分かりやすく要約した内容を項目に入力してくれます!
今回は以下の7つの観点で要約をするように指示を出しています。
残りの要約結果も見ていきましょう!
「重要視ランキング」項目
職業、役職、職務内容、組織構成(環境)、転勤有無の5つを求職者がどういった順番で重要視しているかを順位の理由とともに記載するための項目です。

「希望職業」項目
希望の職業1~5位をランキング形式で順位の理由とともに記載するための項目です。

「希望役職」項目
希望の役職1~5位をランキング形式で順位の理由とともに記載するための項目です。

「希望職務内容」項目
希望の職務内容1~5位をランキング形式で順位の理由とともに記載するための項目です。

「転職有無の希望」項目
希望の転勤有無を理由とともに記載するための項目です。

「希望の職場環境」項目
希望の職場環境1~5位をランキング形式で理由とともに記載するための項目です。

マッチング機能
今回のマッチング機能では、スコアリング方式を採用しました。
どのくらいマッチしているかをスコアリングし、マッチング率を割り出して上位10レコードをマッチング候補としてレコード作成します。
Agentforceが作成したマッチング候補をユーザー(人材紹介事業部のエージェント)が目視で確認し、求職者に紹介していく。という運用です。
まさにAgentforceがユーザーのパートナーのような存在としてサポートしてくれるのです!
実際の画面
AI要約が完了しているレコード上でAgentforceにマッチングを依頼するとマッチングが開始します。
依頼して20秒ほど待つと、、、

上記のようなマッチング候補レコードが複数自動作成されます!
マッチング根拠もAgentforceが具体的にどこがマッチしているのかを記載してくれるため、求職者にどの求人情報を進めれば良いかが一目で判断できるのです。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、人材紹介会社で実際にご利用いただける機能をご紹介しました。
レコードの要約で情報を整え、その情報を利用してマッチングしていくため、ユーザーが求職者にマッチした求人情報を探す手間が大幅に削減されることでしょう。
また、作成されたマッチング候補を使用して後続の処理をカスタマイズできます。
たとえば、求職者にそのままメールで求人情報をレコメンドしたいといったご要望も実現可能です!
Agentforceを利用したマッチングについて、自身の会社でも取り入れたいという方は弊社までご連絡ください。
※相談、見積もりは無料で承っております。お気軽にご相談ください!
