【Salesforce×LINE】AgentforceでAI自動応答

こんにちは。
Salesforce認定パートナーの株式会社Aoiです。
Salesforceの最新AIである”Agentforce”。
その中でも最も注目されている”ServiceAgent”(チャットボット)をLINEに設置して実際に使用できるようにしてみましたのでご紹介します!
最近Agentforceってよく耳にするけど結局のところ何?という方は先に以下の記事から読むことをおすすめします。

実装内容
実装内容を簡単に説明します!
今回の実装により、主に以下のことが可能になります。
- AIによる無人応答
- LINEで上で自動お客様サポート
- 365日24時間体制でお客様対応
日本で最もユーザーが多いSNSであるLINE上でお客様のサポートが可能になるだけでなく、AIによる自動応答により365日24時間体制でお客様対応ができるのが魅力です。
また、Salesforceとの連携による自動レコード作成やレコード更新など、リードに対してのアプローチが常時できるのも大きな魅力と言えるでしょう。
前提
今回の実装では、より具体的にイメージしやすいように架空の企業を想定しました。
前提として、以下の想定で考えていただくとイメージしやすいかもしれません。
- 引越し業を展開している企業がAgentforceを利用する
- カスタマーサポート担当部署が忙しく、AIで自動化したい
- 引越しプランが4種類あり、どのプランにすれば良いかわからないお客様が多数
シチュエーション
ServiceAgentを使用する際に想定されるシチュエーションは以下の通りです。
- WebからLINE登録したホットリードがお問い合わせ
- 数ヶ月後に引越しをしようと考えており、概算見積りが欲しいが、営業と直接話すのは面倒くさいと思っている
- 4種類のうち、自分がどのプランが良いのかわからない
実際の画面
それでは、実際の画面を見ながら紹介していきます。
まずは、公式LINEを登録しServiceAgentに話しかけます。

「引っ越ししたいです」と話しかけると、、、

事前に組んだプロンプトに則り、ServiceAgentがお客様と会話し、情報を引き出してくれます。
それでは、以下の情報を入力してみます!
- 2人家族
- 冷蔵庫あり
- ソファ、セミダブルベッドあり
- 段ボールは15個
果たして適切なプランを提案してくれるのでしょうか、、、、?

無事に適切なプランを提案してくれました!
また、営業担当との面談を自動作成するプロンプトを組んでいるため、アフターフォローも可能です。
今回の実装では複雑な指示を出していませんが、指示次第で複雑な要件にも答えてくれます!
「営業担当者のカレンダーを見て空いている日時に自動で面談予約を入れておく」というようなこともしてみても良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
LINE上にServiceAgentを設置することで、今まで以上にお客様を簡単にサポートできるだけでなく、カスタマーサポート担当者をより重要な問い合わせ(温度感の高いクレームなど)に集中させられます。
さらに、365日24時間動き続けてくれるため、今までは対応できていなかった時間帯や休日でもお客様にアプローチできるのは大きな魅力です!
ServiceAgentはLINEだけでなくWebサイトやSMS、FacebookMessengerなどにも設置可能なため、アプローチ方法を広げるという使い方もできそうです。
SalesforceのAI機能については、今後も実装&ブログ紹介していきますので興味がある方はまた覗いてみてください!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!